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日本人と塩と文化

みなさん、こんにちは。

日本人の塩分摂取量ってご存知ですか?

平成29年の国民健康・栄養調査(厚生労働省)では男性10.8g、女性9.1gでした。
しかし推奨されている塩分の1日の摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満。
2020年にはさらに引き下げられるそうなんですΣ(´Д`*)

そこで今日は減塩について…ではなく、日本人がなぜ塩の多い文化になったのかをお話したいと思います。

日本で塩分摂取量の多い地域といえば、やはり一番に思い浮かぶのは東北地方でしょう。

東北地方は寒冷です。そして塩分は体を温める働きをもっています。
昔は、現在のように冷蔵機能も暖房も十分に発達していませんでした。
収穫した食料を塩蔵して保存することは生きていくための1つの知恵でしたし、1年の約3分の1が深い雪に覆われる東北に暮らす人々にとって、厳寒の冬を乗り切るためには、塩分を多めにとって体を温める必要があったのです。
もし当時、塩分を控えていたら、高血圧や脳卒中を発症するより前に、冷えから起きる肺炎や結核、リウマチなどにかかって命を落としていたかもしれません。

しかし、高い塩分摂取量は「高血圧」という風土病をもたらしました。
「あだりまき」という”脳卒中、脳梗塞など脳血管系の疾病にかかりやすい家系”という方言があるくらい、東北では脳卒中は予防の出来ない運命的なものと考えられてきたのです。

そんな東北地方ですが、近年では健康志向から減塩運動が効果をあげており、塩分摂取量の平均値は年々減少しています。
そして逆に近畿地方をはじめとする首都圏以西の地方では塩分摂取量が増加していたりします…

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2020-02-03 : ●ブログ記事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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